シフト表の作り方|手順とトラブルを防ぐ5つのコツ
2026年10月25日更新
シフト表は、アルバイト・パートが多い店舗の運営に欠かせない書類です。必要な人数を確保しながら、スタッフの希望や法律のルールも守る必要があるため、毎月の作成に時間がかかっている方も多いでしょう。
本記事では、シフト表を作る手順と、トラブルを防ぐためのコツについて解説します。シフト作りの手間を減らしたい方や、スタッフとのトラブルを防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
シフト表を作る手順
シフト表は、以下の手順で作るのが基本です。
- 勤務パターンを決める
- 曜日や時間帯ごとの必要人数を決める
- スタッフの希望休や働ける条件を集める
- シフトを割り当てる
- 人手が足りない日を調整して共有する
順に解説します。
1.勤務パターンを決める
まず、早番・遅番のような勤務パターンと、それぞれの時間を決めます。パターンが決まっていると、割り当てや給与計算がしやすくなるでしょう。休憩時間もパターンごとに決めておきましょう。
2.曜日や時間帯ごとの必要人数を決める
過去の売上や来客数をもとに、曜日や時間帯ごとに何人必要かを決めます。週末や月末など、忙しくなる日がわかっている場合は、その日の人数を多めに設定しておくと安心です。
3.スタッフの希望休や働ける条件を集める
スタッフから、休みたい日や働ける曜日、1週間に働ける日数を集めます。提出の締め切りを「前月の15日まで」のように決めておくと、作成の予定が立てやすくなるでしょう。
4.シフトを割り当てる
必要人数と希望をもとに、スタッフを割り当てます。特定の人に勤務が偏らないよう、月の勤務日数を見ながら調整することが大切です。
5.人手が足りない日を調整して共有する
割り当てたあとに人手が足りない日があれば、スタッフに相談して調整します。完成したシフト表は、全員が見られる場所に掲示するか、データで共有しましょう。
法律面で気をつけたい点
シフトを組むときに気をつけたい法律のルールは以下の通りです。
- 労働時間は1日8時間・1週40時間までが原則
- 労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要
- 毎週少なくとも1日、または4週間で4日以上の休日が必要
- 18歳未満は原則として午後10時から午前5時までの深夜に働かせられない
1日8時間や1週40時間を超えると時間外労働になり、割増賃金が必要です。休憩の基準についてはアルバイトの休憩時間のルールで詳しく解説しています。
トラブルを防ぐ5つのコツ
シフトをめぐるトラブルを防ぐコツは以下の通りです。
- シフトの決め方や変更のルールを事前に伝える
- 希望休の締め切りを守ってもらう
- 勤務日数が偏らないようにする
- 連続勤務が続かないようにする
- 確定したシフトはなるべく変更しない
厚生労働省も、シフト制で働く人について、シフトの作成や変更の手続きを労働契約であらかじめ決めておくよう求めています。確定したシフトを会社の都合で一方的に減らすと、トラブルの原因になるため注意しましょう。
まとめ
シフト表は、勤務パターンと必要人数を決めてから、スタッフの希望をもとに割り当てるのが基本の流れです。労働時間や休憩、休日のルールも、作成の段階で確認しておきます。
毎月の作成に時間がかかる場合は、条件を入れるだけで割り当てまで自動で行える仕組みを使うと、作業の負担を大きく減らせるはずです。
参考:厚生労働省「いわゆる『シフト制』により就業する労働者の適切な雇用管理を行うための留意事項」
勤務パターン・曜日ごとの必要人数・スタッフの希望休を入れるだけで、1か月分のシフト表を自動で作成します。手直しや印刷、給与計算への連携も可能です。
シフト表作成ツールを使う